キャッシングの返済方式

キャッシングには商品ごとに「返済方式」が決められています。
「返済方式」の違いにより、同じ金額を同じ金利で借りても、毎月の返済金額が異なってきますので注意が必要です。

 

返済方式についての理解を深めるとともに、利用を検討しているキャッシングの返済方式については必ず確認しておくようにしましょう。

 

返済方式には主に「分割返済」と「リボ払い」があります。

 

分割返済

分割返済とは、返済回数と最終期限をあからじめ固定して返済する方式のことです。
たとえば3回払い、6回払い、180回払いというようにあらかじめ最終期限に応じた返済回数を決めておく方式です。

 

利息の計算方法の違いで次の2つに分けることができます。

 

元金均等返済

毎月の返済金額のうち「元金」部分を固定する方式です。

たとえば30万円を元金均等返済で半年間(6ヶ月)で返済する場合は、6回払いですので毎月返済する元金は5万円となり、これに金利を計算して返済していく方式です。

毎月の返済金額は最初のうちが一番大きく、その後返済が進んでいくうちに次第に少なくなっていきます。次の「元利均等返済」に比較して総返済額が少なくなる特徴があります。

 

元利均等返済

毎月の返済金額のうち「元金+利息額」を固定する方式です。
「元金均等返済」では毎月の返済金額のうち「元金」を固定しましたが、「元利均等返済」では毎月一定額の「元金+利息額」を返済していくことになります。

 

毎月の返済金額自体は変わらず、返済金額のうち元金と利息の割合が変化していくことになります。住宅ローンなどの比較的高額で長期のローンで導入されることが多い返済方式です。

 

毎月の返済金額が一定ですので返済計画は立てやすくなりますが、「元金均等返済」に比較して総利息負担額は大きくなります。

 

リボ払い

「分割返済」が返済回数と最終期限を固定するのに対し、毎月の返済金額自体を固定するのが「リボ払い」です。

 

毎月の返済金額自体は少なく抑えることができますが、その分返済期間が長期化しやすい傾向にあります。そのため総支払利息の負担が大きくなることもありますので注意が必要です。

 

元金定額リボ払い

元金均等返済のリボ払いです。
毎月返済する元金部分を固定して、それに借入総額に対する利息を上乗せして返済します。

 

元利定額リボ払い

元利均等返済のリボ払いです。
毎月の返済額(元金+利息)を一定にする方式です。

 

たとえば「毎月5万円の返済」という場合には、返済金額5万円の中に「元金」と「利息」が含まれていることになります。

 

定率リボ払い

借入総額に対して一定割合を返済していくリボ払いです。

たとえば「定率10%」という場合には、借入総額の10%を毎月返済していくことになります。

借入当初の返済金額は大きくなりますが、返済が進んでいくに伴い徐々に少なくなっていきます。

 

残高スライドリボ払い

現在のキャッシングで最も多く使用されている返済方式です。
借入総額に応じて段階的に毎月の返済金額がスライドしていきます。

 

通常は借入金額が大きくなるほど毎月の返済額を大きくして、少なくなるほど毎月の返済額を少なくします。

たとえば借入額10万円未満で1万円、10万円以上で2万円、20万円以上で3万円、という具合に毎月の返済額が借入額に応じてスライドしていきます。